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弁護士になりたい


きっかけは簡単なことだったと思う。

司法試験に合格したら、今までの人生をリセットできるかもしれない。

素敵な人生が待っているに違いない。。。


それだけのことだった。


ふと気がつくと、いつの間にか弁護士として活動したいと思うようになっていた。


同じことのような気がするかもしれないが、この二つの概念は全く違うこと。


昨日、杉並の保育園入園拒否訴訟において、仮執行の判決が下りた。

「保育園に通えないことによる不利益は、損害賠償金では補えない」

確かこのような判決だった。


僕もいつかこんな仕事がしたいと考えている。


大学のゼミで、国や行政を相手取る裁判をよく学んだが・・・そこにいる弁護士はどちらかというと運動家のような印象を持った。

もちろん、法律家として例えば「いじめ」事件を扱い、運動としていくことでその事件を周知させ、国内から同じような問題を無くそうという考えもあると思う。

しかし、まずは「その人」ありきであるべきで、後援会のようなものを携えて訴訟に望むのはずれている印象を持った。


守りたい権利がある。

主張したいことがある。


それが後に社会に影響を与えて、同じような不利益を被っている人が減ればいいけれど

そうでなくても構わない。

必要とされたら、その被害を被っている人一人一人の弁護をしたらいいと思う。


どうせ日本は「判例」ありきだから・・・勝てば結果的にその他の裁判にも影響を及ぼすし。。。


お金にならなくてもいい。

生活できればそれでいいと思う。

これが僕にとって「今」思う理想の生きかただと、最近確信しているのです。