■自己愛■
誰でも望めば幸せになれると思っていた。
少しだけ歳をとって
自分を大切にすることがその一歩だと知った。
それでも
幸せにはなれない人が存在することを知った。
愛しているという言葉が、何がなんでもこの手の中に入れたいという衝動として使われていることがあります。
相手を愛していると言いつつほんとうは自分を愛しているだけなのです。
これでは豊かな人間関係を築くことはできません。
しいては自分の人生をも真に豊かなものとすることはできません。
愛は寛容であり、親切です。
また愛は人を妬みません。
愛は自慢せず、高慢になりません。
愛は礼儀に反することをせず、
自分の利益を求めず、怒らず、
人を恨まず、
不正を喜ばすに真実を喜びます。
全てを耐え、全てを信じ、
全てを望み、全てを忍びます。
どのようなことが起ころうとも、
真実の愛は決して終わることはありません。
『コリント人への手紙-第13章』